EdgeTech+ AWARD 2025 受賞のお知らせ

一般社団法人 組込みシステム技術協会主催のEdgeTech+ 2025にて当社SpecForgeが「EdgeTech+ AWARD 2025 AI設計支援 優秀賞」に選定されたことをお知らせします。EdgeTech+ AWARD は、組込み業界の発展と国内産業の競争力向上に寄与する製品・サービスを表彰するもので、出展社による応募から厳正なる審査により選定されます。

この度の受賞に際し、選考に携わってくださった皆様に心より感謝申し上げます。この受賞を励みに、組込み業界のさらなる発展の一助となるよう、一層努力してまいります。

受賞の概要

AI設計支援 優秀賞
  • 製品名:SpecForge
  • 製品概要:AIの普及により、市場投入後も進化を繰り返すシステムが増える一方で、品質と説明責任の担保が重要な課題となっています。SpecForgeは、ミッションクリティカルシステムの信頼性や説明性の問題を解決する「仕様駆動開発」プラットフォームであり、抽象的で曖昧な要求ではなく、「数学的に厳密な」仕様記述をサポートします。論理的で矛盾のない仕様は設計品質を向上させるだけでなく、そのままシステムの監視ルールとなり、運用時の振る舞いを自動検証可能にします。これにより、設計、運用、改善まで、一貫した仕様に基づくシステムの継続的品質保証を実現します。
  • 受賞理由:本製品は、AIを活用してシステム設計における仕様策定を支援する革新的なツールであり、開発初期段階の効率化を狙った先進的な取り組みが特徴である。 形式仕様を自動的に生成・管理することにより、開発プロセスの整合性を高め、仕様変更やドキュメント管理にかかる負荷を大幅に軽減することを目指している。AIを設計者の支援ツールとして実運用に近い形で活用している点が注目された。審査委員会は、設計工程における“仕様定義”という最難関の課題に真正面から取り組んだ姿勢を高く評価した。 AI技術によってもなお自動化が難しい領域に対し、人とAIの協働による現実的な解決策を提示している点が評価のポイントとなった。 また、開発現場での活用可能性や社会的意義も大きく、AI時代における設計プロセスの新しい形を提示するものとして、今後の発展が期待される。

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