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2025年11月19日~21日にパシフィコ横浜で開催される EdgeTech+ 2025 に出展いたします。
自動運転、ファクトリーオートメーション、医療機器など、AIを搭載した組込みシステム・ミッションクリティカルシステムは急速に社会へ浸透しています。これらのシステムは私たちの生活を豊かにする一方、その複雑さ・ブラックボックス化は、品質保証と説明責任の観点から開発現場にこれまでにない課題を突きつけています。
- 「テストを繰り返しても、なぜ安全と言えるのかを論理的に説明できない」
- 「曖昧な自然言語の仕様書が、手戻りやバグの温床となっている」
このような課題に対し、弊社は国立情報学研究所(NII)発の技術で、「数理論理学に基づく仕様駆動型エンジニアリング」の実現をサポートします。 EdgeTech+ 2025 では、仕様駆動型エンジニアリングを具現化する製品 SpecForge を始めとする、弊社ならではのソリューションを紹介いたします。
ハイライト:SpecForge for Visual Studio Code 拡張機能
VS Code上で直接、開発ワークフローを形式仕様の力で強化します。本拡張機能で、以下のことが可能になります。
- AIによる仕様生成支援: 自然言語で記述された要求から形式仕様への自動生成をサポートします。 
- 論理的な矛盾の早期発見: 実装に着手する前に、仕様の充足可能性(satisfiability)をチェックし、設計段階での論理的な矛盾を早期に発見・修正できます。 
- 冗長性の排除: 重複・冗長な仕様を自動で検出し除去することで、設計をクリーンで保守性の高い状態に保ちます。 
- AIによる原因分析: 発見された論理的な矛盾や冗長性について、その根本原因を分かりやすく説明します。 

EdgeTech+ West 2025 に出展いたします。ご来場の際は、ぜひ弊社ブースにお立ち寄りください。
- SpecForge の実際の動作デモをご覧ください。
- お客様のエッジ技術に関するニーズについて直接お話しいただけます。
- SpecForge がお客様のシステム開発でどう活用できるか、ご確認ください。
EdgeTech+ West は、エッジコンピューティング分野における最新動向を把握し、関連技術やビジネスチャンスに触れることができるイベントです。皆様のご来場をお待ちしております。
11月に横浜で開催される EdgeTech+ 2025 への出展も計画しております。
AIを活用した形式仕様記述・分析ツール「SpecForge(スペックフォージ)」を2025年7月より提供開始することをお知らせいたします。SpecForgeは、システムの要求仕様を数学的に厳密な「形式仕様」として記述・分析することで、複雑なシステム開発における品質、生産性、信頼性、そして説明性の向上に貢献します。
プロダクト紹介ページ: SpecForge

自動運転や生成AIをはじめとする、社会のあり方を大きく変える先進的情報技術に対し、論理学に基づくセーフガード技術や論理的説明技術を提供する株式会社イミロン(東京都千代田区、代表取締役:足立正和、以下「イミロン」)は、Abelia Capital 合同会社を引受先とし、シードラウンドで6千万円の資金調達を実施したことをお知らせします。イミロンは今回の資金調達により、更なる研究開発と人員拡大を進め、論理学を土台としたシステム高信頼化サービスのさらなる充実を目指します。
国立研究開発法人 科学技術振興機構における大学発新産業創出プログラム、JST START 起業実証支援の成果(課題名:ソフトウェア品質の論理的説明技術による、自動運転の本格普及の実現・研究代表者:蓮尾 一郎(大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所(NII))をもとに「株式会社イミロン」を設立しました。自動運転や生成AIをはじめとする侵襲的新情報技術(社会のあり方を大きく 変える情報技術)に対し、論理学に基づくセーフガード技術や論理的説明技術を提供することで、社会への受け入れ方を明示化し、人間中心の安心・安全な情報化社会の実現に貢献していきます。
